練馬区高松にお住いの38歳男性がゴルフのラウンド中にぎっくり腰になったとのことで来院されました。
この症状は来院された日の2日前ゴルフに行った際、くぼみに足を取られ踏ん張った瞬間に痛めました。まだ途中だったラウンドをそこで中止し帰ってきたのですが、徐々に痛みは強くなってきて次の日には座っているのもままならないほどでした。もともと慢性腰痛はありましたがぎっくり腰のような歩けないほどの腰痛には今までなったことは無かったそうです。
来院された時から歩幅が狭く体が右に傾いていました。直立時に左脚に体重が乗れてない感じもあります。座ったり立ったりするのもどこかで支えてないと大変さもありました。体幹の運動では屈曲、伸展、右側屈、右回旋で右の腰に痛みが出ていました。腰部に熱感はなくスプリングの低下が顕著だったので腰椎、骨盤、股関節に対するマニピュレーションを行いました。
初回の施術後は施術前に感じていた体幹の動きによる痛みが前屈をしたときにのみ違和感(怖さ)を覚える程度になりました。痛みはなく歩くのも速度が増し座ったり立ったりするのも支えがなくても大丈夫です。2回目の施術は2日後に。この時は屈曲時に残る腰の違和感(怖さ)と直立時の左脚に体重が乗れてない感じと体が右に傾いているに対して行いました。
3回目の来院時には普段と同じくらい身体はまっすぐになり日常生活を送る分には支障はきたさなくなりました。そして今まで週に1回ゴルフの打ちっぱなしに行っていたのを再開したら終わった後に左腰が突っ張るというのと、幼稚園が始まり子供を抱え上げるときに張りを感じるとのことでそれらに対して施術を行いました。
腰の方はだいぶ安定してきたのですが前面の筋肉である右側の腹斜筋の筋力低下が見られていたのでそこに対してアプローチをしました。結果、ゴルフのスイングをしたときの安定感が増しました。ですが、よくよく話を聞いてみると胃腸の調子も弱いため次回、腹筋の筋力低下と小腸の機能低下の関係を検査していきます。
担当コメント
この患者さんは長年、慢性腰痛を患っていましたが幸いにもぎっくり腰になったことがありませんでした。ですので今回なったことですべての動作に不安を覚えゆっくりとしか動くことができませんでした。ですが、施術を行うたびに動きも本来の速さに戻り痛みも消え趣味のゴルフも再開することができました。
もう二度とぎっくり腰になりたくないとのことなので予防と慢性腰痛も少なくしていくこと、そしてゴルフのスイングもよりやりやすいように機能向上も視野に入れメンテナンスをされていくとのことです。
カイロプラクティックは痛みのコントロールだけではなく、運動時のパフォーマンス向上に対しても効果抜群ですので気になっている方はお気軽にご相談ください。