練馬区大泉にお住いの39歳エスティシャンの女性が慢性的な身体の痛みを訴えて来院されました。
この患者さんは長年この全身症状で悩まれており布団に入ってもすぐに寝付くことができず、2,3時間寝入れないそうです。そしてやっと眠れたかと思うと痛みで夜目が覚めてしまうこともしばしばあります。
常にしびれているのは左の前腕。朝起きるときに右腕もしびれが出ています。足のむくみもほどく夕方になるとパンパンに膨らんでしまいます。むくんでいない日中も重だるく歩くのが億劫になるほどです。呼吸も浅くなり何をするのも疲れやすくなってしまっています。来院された前日にもマッサージに行かれたみたいなのですが、効果を感じることができず夜も眠れなかったそうです。
普段から水分も意識してとれているみたいなのでもしかしたら内臓機能の低下からくる足のむくみなのかもしれません。睡眠障害も自律神経のバランスの乱れからだと思います。起きるはずの時に副交感神経が優位になってしまうことで感じるだるさ。なかなか寝付けないのは下がりきれていない交感神経の影響と考えられます。
検査をすると左前腕の痺れは筋緊張の高さによるもの、朝起きての右腕の痺れは右肩甲骨についている筋肉からの関連痛だと思われます。症状が全身にわたっているので自律神経の調和を主体に置いた施術をしていきます。
初回の施術後は大きく息が吸えるようになり足の重だるさも軽減しました。そして常に痺れていた左前腕もしびれを感じなくなりました。2回目の施術の時は引き続き全身を整えていきました。5回の施術で途中で目が覚めることがなくなり8回目の施術から寝つきもよくなりました。
エステティシャンの仕事は前かがみになることが多く案外力仕事が多いのでまた身体が崩れないように3週間に1度のメンテナンスケアに移行していく予定です。
担当コメント
この患者さんは全身疲労に長年悩まされ続けてきました。症状が長期間に及ぶといたるところに広がり様々な症状を引き起こすことがあります。倦怠感や食欲不振、女性であれば生理不順を訴える方もいます。
症状が長引けば長引くほど回復するのにも時間がかかります。ですので一番は疲れをため込み過ぎないことなんですけど、自分でとれなくなった疲れは是非ともウェルビースパインにご相談ください。疲れを取るお手伝いをさせていただきます。