練馬区光が丘にお住まいの46歳男性がギックリ腰を訴え来院されました。
この症状は1週間前に朝顔を洗おうとかがんでから起りました。特にここ直近で何か変なことをやった記憶はないのですが、仕事がデスクワーク中心になって以来の慢性腰痛はありました。
大体毎日腰に違和感があり、危ないなと思うようなことはありましたが、動けなくなるようなことはなく、今回のような歩くのも痛くなるような腰痛は初めてです。
痛みが引くと思いこの1週間で様子を見ていましたが、全く痛みは引くことがなく、むしろだんだん強くなってきています。最初に痛みがあったのは右側だったけど、今は真ん中に移動しました。横向きになって寝ていると少し痛みが和らぐそうです。
検査をしてみると、立位姿勢では体幹は右側に傾いていました。体幹屈曲20度、右回旋10度、左右側屈15度で症状が強くなりそれ以上の動きはできませんでした。触診では右の仙腸関節部、中殿筋に痛みが認められました。
初回の施術では骨盤周辺にかかっている負担を取り除いてこれ以上痛みが強くならないような施術を行いました。その施術が終わった後は少し痛みが残るものの右に傾いていた体が元に戻り、屈曲も40度まで増えました。
2回目の施術は初回から3日後に行い、この時は最初に比べて痛みが治まり、右回旋も45度ほどに回復しました。
3回目の頃にはギックリ腰の影響はなくなっていたので今までの慢性腰痛に対して腰部の柔軟性をつけていくようにしました。
担当コメント
やはり、強くないとはいえ慢性的に症状を抱えているとふとした時に強い痛みに変わってしまうことも珍しくありません。
顔を洗うという何げない動作でも痛みを引き起こしてしまう引き金になることもあります。ですのでその万が一の事態にならないように普段から気を付けることも大切です。
何か違和感やいつもと違う感じなどありましたらお気軽にご相談ください。