練馬区練馬に住む27歳女性が食欲不振を訴え来院されました。
元々は普通に食べられていたのですが、夏あたりから減り始めてきました。最初は夏バテかなと思っていたのですが、そこからなかなか回復していかず、今は食べられる時と食べられない時の差が激しいです。食べられる時もすぐにお腹いっぱいになってしまいますし、油ものを食べると気持ちが悪くなってしまいます。それでも食べないとお腹がすいてしまうので食べるのですが本当に少ししか食べられません。ちょっと食べすぎたなと思ったときは気持ちが悪くなってしまいます。このころくらいからよく背中も張るようになって、仕事がデスクワークなのですが、背中がむずむずして作業に集中しにくくなりました。
検査をしてみると上半身が軽く前かがみするようになっていました。そのせいか肩甲骨の間に張りとスプリングの低下があります。胸椎の左右回旋も低下しています。触診ではみぞおちの部分に痛みがあります。胃の可動性も低下しているためこのへんが今回の症状に関係していると思われました。
まずは胃の状態に変化を付ける前に神経支配である背中の張りを感じる部分の動きからつけていきました。そしてその後に胃の調子を整えていきます。初回の施術後家に帰ってからお腹がすくようになってここ最近の中では気持ち多く食べられたそうです。
2回目の施術も引き続き胃の調子を整えていきましたが施術後には食事もだんだんシッカリと食べられるようになってきました。
5回目の施術時には胃の状態も正常になってきて日常的にも気持ち悪くなることもなく普通に食事がとれるようになしました。
担当コメント
夏はどうしても冷たいものを摂取しがちです。それに加えデスクワークを長く続けると背中が丸くなってきてそれも相まって胃腸が圧迫されるようになり胃腸機能の低下が起こってしまうことがあります。
まれにこれらの症状から電車酔いのような症状を引き起こすこともありますが、この患者さんの場合はそこまでは平気だったようです。このような胃腸の症状を抱えている患者さんも意外と少なくないようです。
これを見られている皆さんの中で食事が思うようにできないと感じてる方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしております。