練馬区中村南に住む42歳男性が左肩の四十肩を訴え来院されました。
この症状は3か月前から出始めました。最初は違和感から始まり徐々にその違和感は増し、発症から2ヶ月後には物凄い痛みになりました。痛みは腕の角度によって出る時とでない時があり一度痛みの出る角度まで腕を動かすと悶絶する程です。さくねんに大型バイクを購入しクラッチ操作をするときにも肩に痛みが出ていました。
検査をすると左肩屈曲90度、外転40度、伸展5度、外旋10度で痛みがありました。そして左棘下筋のトリガーポイントも認められました。左手根骨の有頭骨を屈曲方向に促すと痛みが出るまでの角度が増しました。
初回はまず痛みが強く出ているので肩の動きを付けるのではなく手首やひじ、背中に対しての施術を行いました。施術後は屈曲が100度、外転45度と痛みが出るまでの角度が増しました。2回目の施術から肩関節の可動性もつけていき、4回目の施術まで鋭く疼くようなあとに残る痛みだったのが一度出た痛みも肩を戻すと痛みが消えるようになりました。ズボンにベルトが通せるようになったのは6回で改善しました。
夜寝がえりを打って痛みで起きていたのは7回の施術で改善しました。バイクのクラッチ操作と車体変換時の痛みは9回で改善しました。10回の施術で日常生活にほぼ支障をきたすことがなくなりました。あとは乾燥肌なので背中が掻けるようになればほとんどの問題は解決します。
担当コメント
日常生活に支障をきたさないようになるまで10回の施術をほぼ週1回のペースで行っていました。四十肩や五十肩に対する施術は時間と根気がいります。元々動いていた角度まで戻るのは物凄く大変です。ですが頑張って動かしていけば今後の痛みの予防になります。四十肩や五十肩でお悩みの方は一緒に改善のお手伝いをさせていただきますので是非ともご相談ください。