カイロプラクティックケアで自律神経の不調改善!
そうは言われても体調不良は現実の問題。
「どうしたものか?」とお困りの方は、一度カイロプラクティックを試してみるのはいかがでしょうか。
我々の体には、身体の動静や精神的ストレス、気温や気圧・湿度の変化など、様々な外部・内部状況の変化に対して体のコンディションを一定の良好なレベルに保つ『恒常性維持機能(ホメオスタシス)』が備わっているのですが、主にその役割を担っているのが交感神経・副交感神経からなる自律神経です。その働きのバランスが、過度のストレスや生活リズムの乱れや環境の変化などで崩れると、心機能の調節や胃腸の働き、血管の収縮弛緩、ホルモンの分泌調整、呼吸の調整などが上手くいかなくなり、倦怠感や疲労感などの全身的な症状を引き起こしたり、頭痛やのどの渇き、胸部圧迫感、多汗、筋肉や関節の痛みなど様々な局所的な症状をきたしたり、不安や落ち込みやイライラ感などの精神的な不調を招いてしまったりします。
自律神経の不調は大人だけでなく、子どもにも起こりうる症状です。例えば最近では、朝起きられずに学校に行けなくなってしまう「起立性調節障害」の子どもが増えていると言われています。ウェルビースパイン練馬にも、起立性調節障害と診断されたお子さんがたびたび来院されています。
自律神経へのアプローチ
カイロプラクティックの施術は、背骨をはじめとする身体中の関節や様々な筋肉にアプローチすることにより、体性-自律神経反射に影響を与えるため、自律神経の変調から起きている症状にも良い結果が期待できます。よく施術後に、患者さんから眠くなった、すっきりした、けだるい感じがするといった声を聞くのですが、これらは副交感神経の働きが活発になるために起こる状態です。ちょっと細かい話になるのですが、関節からの感覚入力(体性感覚)は、脊髄神経の後根を通り脊髄を上行して、主に視床から大脳の感覚野に伝えられます。このとき一部の情報は、自律神経の中枢と内分泌の中枢がある視床下部を介して、下垂体ホルモン分泌にも影響を与えます(内分泌系への効果)。
このように、カイロプラクティックの施術は、関節の歪みなどを整える生体力学的な影響だけでなく、神経生理学的、また心理学的にも影響を及ぼしうると考えらえれています。主に背骨と脊髄神経や自律神経、関連臓器の関係を表にしてみましたので、参考にしてみてください。
神経レベル | 関連臓器&部位 | 関連症状 |
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C1~C4 | 頭蓋内の血管・目・涙腺・耳・耳下腺・頭皮・頭蓋底・頚部筋・横隔膜 | 頭痛・片頭痛・めまい・吐き気・不眠症・難聴・アレルギー・鼻炎・疲労感・目や耳の症状・鼻水・喉の痛み・頚部の緊張・せき・気管支炎・喘息・三叉神経痛・顔面神経痛・高血圧など |
C5~C8 | 頚部筋・甲状腺・咽頭・扁桃腺・肩・肘・上腕・手首・手・手指・食道・心臓・肺・胸(胸郭前面) | 上肢のしびれや痛み・寝違え・むち打ち症・首や肩こり・五十肩・高血圧など |
T1~T4 | 上腕・食道・心臓・肺・胸・喉頭・気管 | 肋間神経痛・背部痛・胸痛・肺炎・胆嚢炎・肝臓機能低下・胃炎・胃潰瘍・腎臓炎など |
T5~T10 | 胆嚢・肝臓・横隔膜・胃・膵臓・脾臓・腎臓・小腸・虫垂・副腎 | |
T11 |
小腸・結腸・子宮 |
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T12 |
子宮・結腸・臀筋 |
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L1~L5 | 大腸・臀筋・鼡径部(管)・生殖器・結腸・大腿・膝・下肢・足 | 大腿神経痛・膝の痛み・生理痛・便秘・大腸炎・下痢・胃腸機能低下・膀胱炎・月経不順・腰痛・下肢の痛みやしびれ |
仙骨 |
臀筋・生殖器・膀胱・前立腺・下肢・足首・足・足指 |
腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛・便秘・下痢・膀胱炎・生理痛・下肢の痛みやしびれ |
体がストレスを感じている時は首や肩、背骨周りの筋肉も緊張が強くなってしまい、背骨や関節の動きも悪くなってしまいます。自律神経は首や背骨、骨盤周囲に集中しているため、体の歪みを整え、硬くなっている筋肉を和らげることによって体の負担を取り除き、体が本来の機能を取り戻すことが期待できます。
カイロプラクティックケアの本質は、神経機能の改善です。背骨、骨盤を中心に矯正を行い、神経系の負荷を軽減して自律神経がバランスを回復する余裕を生み出します! 必要に応じて姿勢改善やエクササイズも行って行きます。