ページの先頭です

妊娠中の体の不調(30代女性 練馬区 教員)

腰痛や食欲不振、息苦しさ、寝苦しさといった妊娠にまつわる体調不良に対するカイロプラクティックマネジメントのレポートです

最初に当院に来院されたのは妊娠22週で、主訴は腰痛でした。もともとたまに腰痛が出ることがあったそうですが、いらいしたときには、しばらく立っていると痛みが出始め、立ち続けていることがしんどいという状態でした。お身体を診ると、大きくなりはじめたお腹の影響で腰が反ってしまい、局所的に大きな負担が掛かっていることが痛みの原因と考えられました。骨盤のねじれと仙骨のズレがあり、大きくなってきたお腹を無理なく支える姿勢が取れないことが根本的な問題と見受けられたので、仙腸関節のアジャストメントと、仙骨の調整を行い、併せて腰椎と股関節の調整も行いました。施術後は体のバランスが変わったことを自覚され、5日後の二回目の施術時には痛みは全く出なくなっていましたが、8か月過ぎまでお仕事を続けるとのことで、コンディション管理として3週間ごとの定期的なチェックを行うことなりました。

26週目のご来院時には、肩こりが主訴でした。お腹もだんだんと大きくなるなか、また少し姿勢が崩れて、猫背がちで肩を巻き込んだような姿勢になっていました。脊椎の調整と、頚椎のアジャストメント、大胸筋、小胸筋、肩甲下筋といった肩関節の動作に関わる筋肉の調整を行いました。

29週目のご来院時には。息苦しさと食欲不振(食べるとすぐお腹がいっぱいになってしまう)が主訴でした。お腹がかなり目立つようになり、やはり姿勢が猫背気味になるとともに、子宮が内臓を上に押し上げてきているような状態でした。内臓が上に押し寄せてくることで横隔膜が動きにくくなること、および胸肋関節という胸の前側にある関節の動きが低下しることが息苦しさに関与しているようでした。また、横隔膜が付いている第一腰椎のズレもあり、余計に横隔膜の機能低下を招いていることが考えられました。さらに、大きくなってきた子宮と猫背姿勢により胃が圧迫されて食べ物を受け入れる余裕が減っていることが、食欲不振につながっているものと見受けられました。腰椎のアジャストメント、胸肋関節の調整、横隔膜と胃の緊張緩和といった施術を行ったところ、姿勢がよくなって呼吸が楽になり、食事の問題に関しても次回来院時にかなり改善したというご報告をいただきました。

その後3回施術を行いましたが、寝苦しさや腰や肩を中心にした違和感レベルの症状でした。その都度できる限りコンディション良く過ごしていただけるよう、お腹の状態に合わせてお体のバランスを整えました。

担当コメント

妊娠中は、短期間のうちに体がどんどん変化していくわけですから、体調が不安定になることは当然といえます。その体調の変化も、筋骨格系に原因がある場合だけでなく、内臓やホルモン、血液の影響など原因は様々です。今回のケースも、息苦しさや寝苦しさは、貧血の影響もあったかと思います。ですが、他のファクターが影響を及ぼしている場合もあるので、「貧血だから息苦しさや寝苦しさは仕方ない」と見過ごすのではなく、今回のように実際に改善できるケースもありますから、カイロプラクティックで改善しうる点にも原因がないかチェックして対応していくことは大切だと考えます。

妊娠中のお母さんが体調に不安を抱きながら痛みや不調を我慢して過ごすのは、お腹のお子さんにもよくありません。心身ともになるべく良好なコンディションで妊娠期間を過ごし、安心して出産に臨めるよう、カイロプラクティックケアをご利用いただけましたら幸いです。

メールでのご予約

初見料無料キャンペーン

ご予約のお願い

メールでのご予約

こんな方が来院されてます。

背骨と神経

スタッフの紹介

よくある質問

当院は練馬駅徒歩30秒のデザイナーズマンションの一室にあります。

東京都練馬区豊玉北5丁目18-10
プリマヴェーラ503
TEL:03-5948-7866

アクセス

千川通りのマクドナルド左隣りの建物です!

地図

詳細はコチラ

営業時間

平日 10:00~21:00 土日 10:00~19:00 祝祭日も営業中!