練馬区北町にお住まいの30代女性が右背中の痛みを訴え来院されました。
一番始めにこの症状を感じるようになったのは1年半ほど前。右の肩甲骨内側に痛みが出て、その症状を治療しようと整形外科でレントゲンと撮影したところ側弯症だと診断されて痛み止めの薬を処方されました。その薬を飲みながらも痛みに大きな変化がなかったのでその後に本格的に症状を治そうと思い整体にかかったところ、背中のところだけでなく腰にも側弯が、首もストレートネックだと指摘されてから今まで特に意識してきていなかった腰も不安になり痛みを感じてなかったのですが庇って生活するようになりました。そして昔から肩こり、首のコリも酷くて頭頂部がしくしくなるような頭痛がよく起こり、頭痛薬は手放せない状態です。当院に来院される前に通っていた整体で施術をしてもらった後にはだるさ、不快感、イライラがずっと続いていました。病院、整体で側弯症と言われたので側弯外来に通って治そうと考えています。
姿勢検査ではやはり、病院というで指摘されたとおり頚胸移行部の左側弯、胸部の右側弯、胸腰部の左側弯が認められました。そして側湾だけでのなく体幹の左回旋と、後頚部筋の緊張も見られました。
施術は側弯、歪みが多岐にわたっているのでフルスパインで行いました。整体での施術後不快感等が出たので患者さん本人もまた同じように不快感が出てしまわないか心配していたので初回の施術は少し軽めで様子をうかがいながら行いました。初回施術後背中の痛みは消失し少しふわふわするもだるくなりそうな気配はありませんでした。ご自宅に帰ってからも体調が悪くなることはなかったそうです。2回目の施術では一番始めに感じていた右肩甲骨内側の痛みはだいぶ治まりました。3回目の施術で首や肩のコリが軽減されて5回目の施術でしくしくなる頭痛も感じなくなりました。最終的には当院に来る前に予定していた側弯外来には通う必要がないと患者さんが判断したためそちらには通わないことにしました。
全体的に症状が緩和されたため現在は月に１回のメンテナンスに移行しています。
