70代女性。2年前に人工股関節の手術後から股関節の痛みがとれず来院。
人工関節手術前の激痛で歩行困難な状態からは解放されたが足を持ち上げる動きに痛みが伴う。平地の歩行は大丈夫だが階段の昇りが痛い。車に乗り込む時に左足を抱え込む時が痛い。長時間の歩行は平地でも疲れて痛みが出てくる。
病院では人工股関節が入っているからその程度の痛みは仕方ないよく動かすようにとだけ言われた。そんなものかなと思っていたが少しでも軽くなるかもしれないからとご主人に勧められカイロプラクティックに来院された。
検査の結果、長期間左足をかばう歩き方をしていたこともあり骨盤腰椎の歪みが大きい。側弯も伴い左股関節に過度に負担のかかる状態になっている。この状態を解放するよう骨盤腰椎、胸椎、頸椎の施術を行った。初回は股関節には直接触れずに周りのバランスから整える。結果1回の施術で痛み50%減少した。足の持ち上がる角度も増加。その後4回の施術にて車の乗車も階段の昇りも痛み感じなくなる。あぐらの体勢のように足を開く角度のみ痛みが少し残る程度まで回復。
2年間仕方ない痛みだと思っていたがかなり改善されたので喜んで旅行にもお出かけされておりました。年齢だから仕方ないとか手術したから仕方ないなど諦めている方も多いと思いますが人間の身体はとても素晴らしく出来ています。年齢を重ねていても治ろうとする力はあります。治癒力を高めるお手伝いをすることがカイロプラクターの務めです。股関節の痛みや変形性股関節症等でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。