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腰痛 首の痛み (70代男性)

70代男性が腰痛で来院。1週間前から起床時の腰の重さと痛みが出始めた。

6年前も同じように痛くなったことがあり今回も同じようになるのではないかと心配になった。

6年前の時も最初は重さが出始めそれからだんだん痛みも出てきてその痛みは歩くのもままならないくらいにまで強くなった。あまりの痛みで整形外科へ行きレントゲンを撮ったところ、L4/5の脊椎すべり症と診断された。その後、別のカイロプラクティックへメンテナンスを含め約6年間通い痛みは治まっていた。

首のコリは2,3年前からで、よく自転車に乗っていて前傾姿勢をとるのでそれで痛みを伴っていた。この首の痛みも治療を続けていて2,3カ月で痛みはなくなったがそれ以来首のコリはずっと続いている。首の方もレントゲンを撮ったら、頸椎が後弯していてそのために痛みが出ていると言われた。

検査をしたところ、頸椎の後弯だけでなく胸椎の後湾も強く円背傾向にあった。それに伴って頚胸移行部から下部胸椎にかけての脊柱起立筋の緊張も認められた。そして第4,5腰椎棘突起を押圧するとチリチリとした痛みもあった。

この患者さんの場合、頸椎が後湾しているから痛みが起こっているのでなく胸椎の後湾が強いことで頚胸移行部への負担が増し、それにより痛みが起こっていたと思われます。現に治療後には頸椎の後弯はそのままですが、首の可動域も広がり肩の痛みコリ感も減少しました。ただ、脊柱の柔軟性が乏しいので完全に取りきるには少し時間がかかってしまうかなと思います。それでも続けていけると良い状態をずっとキープしやすいですからこれから少し様子を見ていきたいと思います。

腰の方に関しても確かにレントゲンのコピーを見せてもらいました。第4腰椎が第5腰椎に比べ前方へ移動しているのを確認できましたけど、それと痛みはそんなに関係があるとは思いませんでした。確かにすべり症があることで腰へ負担をかけてはいますが、バランスを整えてあげれば痛みはなくなります。この患者さんも6年間他のカイロに通いましたが良くなってからの何年間かは一月に1回だったりと広く間隔をあけて通院されていましたし途中からは全く痛みが出ていなかったそうです。

頸椎の後弯もすべり症もそうですけどその状態が問題なのではなく、過剰な負担がかかっていることの方が問題であってその過剰な負担を取り除き、全体のバランスを整えてあげることでも痛みや症状をずいぶんと変化させることが可能です。

頸椎ですとよくレントゲンを撮ったら「ストレートネックですね」といわれる方も結構いらっしゃると思います。これもそうです、ストレートネックだから肩がこる首が痛くなるのではありません。それによって負担がかかりやすくなっているだけで、その負担を取り除けば痛みやコリは改善されます。

それは決してストレートネックを元の前弯に正すのが目的ではなく関節の動き、神経の働きをスムーズにしてあげる事が目的です。2次的な問題で後弯やストレートネックが起こっている場合、その1次的な問題が解決すると前弯が形成されることもありますのでストレートネックや頸椎の後弯などで悩まれていましたらお気軽にご相談下さい。

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