30代男性が肩・首のこりと腰痛を訴え来院された。
10年ほど前、仕事を始めた時くらいから感じている。3年ほど前に第6頸椎のヘルニアが発症しその時は左半身が動かしづらかったが今ではだいぶ良くなった。それでも疲れがたまってくると左腕外側から左第1、2指にまでしびれが出ることがある。それと週に1度主に平日こめかみがズキズキするような頭痛が起こる。我慢ができなくなるほどの頭痛の時は薬を飲む。
高校2年の頃ぎっくり腰をして以来、何回も繰り返すようになり、この5、6年では年に1回動けなくなるほど重いのを発症してきた。
朝起きると首が痛い。
検査をしてみると脊柱の全体的な湾曲の減少、体幹屈曲・右側屈で腰痛の主訴誘発、伸展・左側屈・右回旋の可動域の制限がみられ、右腰方形筋、大殿筋、腹直筋の緊張もみられた。頚部の運動および整形学検査での左上肢の痺れは誘発されなかった。
主に腰部の柔軟性に欠けていたため柔軟性を付けるようにとその他関連部位の施術を行った。
初回施術後、頭痛は起こったが今までに比べると軽くなった。朝起きた時の首の痛みもなくなった。腰痛も特に出る事はなかった。
2回目施術後、1回だけ軽い頭痛があったくらい。
3回目施術後、頭痛はなくなったが、腰痛が出始めた。
4回目施術後、腰痛まではいかないが腰に重さはあった。疲れても左上肢の痺れが出る事はない。
腰は主に仕事中に痛くなることがあるらしく、仕事の状況をうかがったところパソコンのモニターが2つあり、右の画面を注視することが多く身体を右にひねってしまっている模様。モニターの位置を調節したり仕事中に出来る簡単な運動を指導し以後様子を見ながらメンテナンスに移行する。
立ちっぱなしや座りっぱなしというのはいくら気を付けていても負担のかかる位置に変化が出にくいので痛みがおこりやすいです。ですから少し区切りがついたりしたらちょっとでも身体を動かしてリセットしてあげて下さい。それでもなかなか取れないと思いましたら一度ウェルビースパイン練馬にご相談下さい。お待ちしております。
