40代女性が首から肩にかけての痛みを訴え来院された。
5~6年前に左指に痺れが出てその時は頸椎ヘルニアと診断され何度かカイロに通いその症状は無くなった。
今回の発端は美容院でシャンプーを受けているとき。その時は首が痛くなり段々と首が回らなくなり今は肩の方にまで広がってきた。
だが、指の痺れは出ていない。
夜寝ていると首がバリバリと音が鳴るようになった。
慢性的な肩こりはある。
検査をしてみると左の肩甲挙筋の過緊張、左肩の外転制限、頚部右側屈と伸展制限、そして頚部の動き全体的に痛みがある。
初回は、頚胸部から上を重点的に施術を行った。
2回目来院時、頚部運動の痛みは軽減したが、まだ突っかかりが残る。寝る時の首のバリバリとなる音はなくなった。初診時と同じく頚部、胸部と肩関節の柔軟性を付けていった。
2回目の施術が終わったころには残っていた痛みもなくなり、頚部の突っかかりもなくなった。
一度痛めたことがあると身体はそれを記憶し再発しやすくなります。今回のケースでは慢性的な肩こりは感じていましたがまったく痛みはありませんでした。
いきなり痛みを感じたように見えますが、慢性的な肩こりの裏に痛みを起こしてしまう元が潜んでいたのかもしれません。
痛みや症状は身体から発せられるサインです。どんなことでもいいので何か問題を抱えていらっしゃいましたら是非ともご連絡ください。お待ちしております。