40代男性が、猫背とお腹の調子を整えるため来院されました。
小学生の時に過敏性腸炎と診断されてから慢性的な下痢がずっと続いており、30歳の時点で病院へ通い整腸剤を処方してもらっています。それまでは朝にお腹の調子が悪いことが多かったですが、今では何でもない時も調子が悪いです。それに関連しているかわかりませんが、小学生の時から猫背が酷くなってきています。20代から肩をあげると痛みがあります。
検査では、立っている時の姿勢から背骨の動きが硬いため丸みが大きく、座っていただくと、その姿勢がまた少し強く出る感じでした。また、内臓の検査を行ったところ回盲弁(盲腸の少し上)の働きが弱くなっており、これも一つ下痢の原因ではないかと思われました。
初回の施術では、通常のカイロプラクティックの施術と、回盲弁、内臓デトックスを行いました。1週間後に再度来院して頂いた際、下痢の頻度が減ってきているとのことでした。背骨の動きをつけていったことで、肩も動かしやすくなり、あまり痛みが出ていないとのことでした。
現在では、2~3カ月に1回の施術を継続して行っていますが、その時のストレス状態にもよりますが、症状の悪化はありません。
今回は、背骨の柔軟性をつけていくことと、内臓に着目した施術を併せて行いました。猫背気味になると少なからず内臓を圧迫して負担がかかってしまいます。あわせて回盲弁の機能低下(下痢や便秘に関係します)や、内臓の働きの低下などがおこっていました。また、精神的なストレスも下痢の症状の原因となっていたように思われました。
筋・骨格系の問題だけでなく、病院の検査では引っ掛からないような内臓の働きの低下などでも、是非、一度ウェルビースパインにご相談下さい。健康的な生活を送れるよう、お手伝いさせていただきます。