50代女性が週の初めにぎっくり腰になって来院されました。
この症状は夕方に自転車で買い物に出かけ、その帰りしな止めた自転車を引き出そうとした時にぐきっとなりそこから動けなくなったそうです。
痛みが出てから骨盤ベルトを巻き2,3日してからようやく少しは動けるようになるものの殆どの動作で痛みが出るので日常の動作に支障をきたしています。それと1年ほど前に右太ももにツッパリ感が出てその時は整骨院で電気治療をしたらよくなっていたのですが、今回それもぶり返しました。
検査の状態からベルトを巻いているのにもかかわらず歩幅がものすごく狭くなっていました。右腰部に少し熱感が見られ、右の上前腸骨棘付近を押圧するとものすごい圧痛がありました。
初回の施術は熱感のある右腰部を避け少しでも負担を取り除くように行いました。その施術後には痛みは残るもののベルトを巻かなくても歩けるようになりました。それから1週間後に2回目の施術を行いましたが、その1週間はベルトを付けずに生活を送れたそうです。普通に今までと同じように自転車で買い物にも行くことができました。
2回目は前回できなかった腰部へ重点的にアプローチをし上前腸骨棘周辺の特に腸骨筋を緩めました。この施術で違和感や太もものツッパリ感も落ち着きました。
担当コメント
この患者さんは慢性的な肩こりは感じていらっしゃいましたが、腰痛に関しては特に日頃からあるという感じではありませんでした。ですが、検査や触診をしていくと完全に調子が良かったとは思えないくらいの張りが認められました。普段ご自身で身体のことを理解しているつもりでも日常のひょんな動作から痛みを催すこともあります。もし、自分では気づいていないような問題が気になる方がいらっしゃいましたら是非一度ウェルビースパインにご連絡ください。お待ちしております。