練馬区中村に住む35歳男性が3か月ほど前から続く不眠で来院されました。
布団に入ってからの寝入りが悪く、1,2時間は寝付くことができずに寝れたと思っても数時間すると目が覚めそこから朝まで寝寝られないそうです。
検査をしてみると、脊柱起立筋の過緊張がありました。それと上部胸椎と腰椎のスプレングの低下、硬膜のねじれがみられました。
初回の施術は脊柱全体の動きを取り戻すように行いました。これは脊柱に沿って走行している自律神経の働きを正常に戻すためです。これによって施術後にはすごい睡魔に襲われましたが夜寝付くときには普段と変わりはありませんでした。
2回目も引き続き脊柱の柔軟性を付けるのに加え頭蓋骨の調整も行いました。この日は夜ぐっすり寝ることができたそうです。
3~6回目までは施術後2,3日まではよく眠れるようにはなったのですが、明け方起きる日があったりなかったりとなってきました。
7回目になると脊柱の柔軟性はだいぶついてきたので頭蓋骨の調整を重点的に行いました。
この施術以降、明け方起きることはほとんどなくなったそうです。
担当コメント
人は睡眠をとることで身体的疲労と精神的疲労を和らげ回復していきます。ですが、その睡眠が取れなくなると身体の疲れが抜けにくくなりそれが背中のハリにつながり、その背中のハリが自律神経に作用し不眠へとまたつながって行くという悪循環が生まれてしまいます。
そして脊柱の可動性が減るとせき髄液の流れも滞りやすくなりそれも自律神経に悪影響を及ぼします。今年の夏は暑かったり寒かったり、湿度が高かったりと不安定な気候が多いです。
エアコンをつけると快適なのですが、エアコンに慣れてしまうと逆に乾燥したり、エアコンがついてないところに出るとその気温差にまた体を慣らすために自律神経が過剰に働きます。
そんな疲れきった体も、施術を受けると寝やすくなるという方がほとんどです。同じような悩みをお持ちの方はお気軽にご相談下さい。