練馬区豊玉中にお住まいの28歳女性が右手首と首の痛みを訴え来院されました。
もともと慢性的な肩こりはあったもののそれだけで痛みが出たことはありません。手首は3か月ほど前に疲れやすいと感じるようになってから1ヶ月半ほど前になって角度によって動かすと痛くなりました。
1か月前には今まで痛みまでは感じなかった首が痛くなり、首も動かしづらくなってしまいました。検査をしてみると、可動域は伸展と右回旋、左側屈が行きにくくなっているのと右手舟状骨に圧痛がありました。頚胸移行部のスプリングも低下していました。
初回の施術でまず先に手首の動きを改善させたところ首の動きがスムーズになり、可動域も全体的に増えました。
2回目の施術では腕の屈筋群の緊張を取り除き手首の違和感も減らしていきました。
4回目の施術で首を動かした時の痛みと可動域はもともとの状態にまで戻りました。
担当コメント
手首と首は密接な関係にあります。手首・肘・首は構造的にどれかに問題があるとほかの部分に悪い影響が出てしまいます。それは必ずしも手をよく使う仕事の人にだけ出るとも限らないのです。
手首も酷使していなくても、普段のデスクワークでのパソコン作業で手首が曲がっているとそこにある筋肉が擦れやすくなり腱鞘炎などに発展してしまうこともあります。ですので、普段からパソコン作業が多い人はタイピングしているときに手首が曲がりすぎていないか注意してみてください。
それとマウスの位置が遠くなることも肩こりや首の痛みに関係しているので一度、デスク周りを確認してみてはいかがでしょうか。