練馬区旭町にお住いの30歳男性がぎっくり腰を訴え来院されました。
この症状は特に前触れもなく自宅が床での生活なのですが、そこから立ち上がろうとしたときに腰に違和感を感じ、それから少しずつ動きが鈍くなりその30分後には痛みで固まってしまいました。もともと腰痛を感じることはなく普通に過ごしていました。その日も前日も普段と変わらない生活をしていました。
今は腰をかばっているからか身体が左側に傾いてかつ前傾姿勢をとっています。身体の動かせる角度も全体的に制限されていました。特に痛みを感じるのは腰の真ん中から左にかけて。歩くのも座っているのも痛みのためままなりません。押圧による痛みは左の臀部と胸腰移行部、右の骨盤上部に感じています。そして腰部には若干の熱感が感じられます。
初回の施術では腰に負担をかけているほかの要素から取り除き、これ以上患部の悪化を防ぎました。施術後は痛みは残るものの可動域が全体に増えていきました。2回目は3日後に行いました。この時には腰部の熱感は取れていたので初回にできなかった腰に対して重点的に行いました。このときは初めて感じた痛みより6割ほど減っていて動きもついていました。
3回目の施術はその1週間後。このころには日常動作はほとんど問題なく取れていましたが、動きの最後のところで痛みが残っていたのでそれを取っていきました。それからは3~4週間に一度のペースで再発防止のメンテナンスをしています。
担当コメント
この患者さんは普段から腰痛を感じてはいなかったのですが、ひょんな動作で痛めてしまいました。これはおそらくその動作が悪かったのではなくて、その動作をとっただけでも痛くなってしまうほど身体に何かがすでにあったのでしょう。
痛みを感じていなければそこに問題がないとも限りません。少しの違和感でも感じたことがあればそれが大きな問題を引き起こす可能性はありますので些細なことでも気になった方がいらっしゃればお気軽にご相談下さい。出来る限りみなさんの不安にお応えできますようサポートさせて頂きます。